
同じ5,000円でも1年後に利益が残る使い道。
5,000円の広告費 vs 5,000円のポイント|ECで利益を残す投資はどちらか?
ECサイトの売上を伸ばすために、多くの事業者が当たり前のようにWeb広告へ予算を投じています。しかし、広告費を払い続けなければ売上を維持できない状況に、限界を感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、同じ5,000円を「広告費」と「顧客へのポイント」に使った場合を比較し、1年後に利益を残しやすい投資はどちらなのかをデータをもとに解説します。
01
5,000円の広告費が抱える「0人」のリスク
広告費高騰により、5,000円では1人も呼べない現実
広告を止めた瞬間に売上が止まる「通行料ビジネス」の限界
02
【解決】「1,000円×5人」への投資という選択肢
シミュレーション:5,000円を使った場合の違い
データが証明する「リピーター育成」の圧倒的コスパ
「新規獲得」も必要。だからこそ「予算の黄金比」を意識する
03
【実戦】easyPointsで「消えるコスト」を「積み上がる資産」へ
依存からの脱却:還元するほど「ファン」が蓄積される
【比較】¥5,000の広告費が抱える「0人」のリスク
広告費高騰により、5,000円では1人も呼べない現実
近年、プライバシー保護の強化(Cookie規制)や競合の増加により、主要な広告プラットフォーム(Google、Metaなど)の顧客獲得単価(CPA)は高騰を続けています。現在、多くのBtoC ECにおいて、新規顧客を1人獲得するためのCPAは5,000円〜1万円以上に達することも珍しくありません。つまり、5,000円の予算では「数クリック」されただけで予算が尽き、購入者ゼロ(新規顧客獲得数0人)で終わるリスクが極めて高いのです。
広告を止めた瞬間に売上が止まる「通行料ビジネス」の限界
広告による集客は、プラットフォームに「通行料」を払い続けている状態です。
- 広告費を払っている間だけ、認知される
- 広告を止めた瞬間に、アクセスも売上もピタリと止まる
これでは、いくら売上が上がっても広告費に利益を削られ続け、1年後に手元にキャッシュが残りません。
【解決】「1,000円×5人」への投資という選択肢
広告に5,000円を投じる代わりに、すでに自社を知っている既存顧客5人へ「1,000円分のポイント」を配るという戦略に変えたらどうなるでしょうか。一般的には、新規顧客の獲得よりも既存顧客の維持・育成の方が、利益につながりやすいとされています。
シミュレーション:5,000円を使った場合の違い
同じ5,000円でも、使い方によって利益への影響は大きく変わります。以下は、あくまで一般的なECのケースを想定したシミュレーションです。
投資シュミレーション
比較項目
広告費: 5,000円
ポイント: 1,000pt × 5人
不特定多数への表示
新規訪問1人
限定的
単価¥8,000, 粗利率40%の場合
3人が再購入した場合、(8,000円 × 40% × 3人 = 9,600円)となり、粗利9,600円相当を生み出す可能性があります。単純な比較をすれば、既存顧客への5,000円のポイント投資の方が、利益への貢献は大きいと言えるでしょう。
広告経由の流入の場合にはコンバージョンやリピートに繋がる期待値がポイント配布より低いことが予想されます。
再購入率はターゲティングをしっかり検討して行うことでさらに購入率を向上することも可能です。
データが証明する「リピーター育成」の圧倒的コスパ
マーケティングの世界には、以下の有名な法則とデータが存在します。
1:5の法則
新規顧客を獲得するコストは、既存顧客を維持するコストの5倍かかる。
5:25の法則
顧客離れを5%改善すれば、利益は25%〜95%改善する。
【信頼できるデータソース】
米国の著名なコンサルティング会社Bain & Companyの調査によると、リピート率(顧客維持率)をわずか5%向上させるだけで、企業の利益は25%から最大95%も増加することが証明されています。
参考:Harvard Business Review - The Value of Keeping the Right Customers(外部サイト・英語)
「新規獲得」も必要。だからこそ「予算の黄金比」を意識する
しかし、「既存顧客が大事なのは分かったけれど、新規を呼ばないと店がジリ貧になるのでは?」と思われるかもしれません。
その通りです。商売を拡大するためには、新しいお客様を呼び続けることは絶対に不可欠です。
そこで提案したいのが、広告をすべてやめることではなく、全体予算の「比率」を見直すことです。
たとえば、これまで集客だけに100%使っていた予算や労力(仮に10万円とします)のうち、「80%(8万円)を新規獲得(広告やSNS)、20%(2万円)をポイント(リピート維持)」のように分配してみてください。広告で集めたお客様はもちろん、SNSや検索で見つけてくれた無料のルートから来た「はじめまして」のお客様も含め、購入してくれたすべての新規顧客に、easyPointsを使って「次回使えるポイント」をプレゼントするのはいかがでしょうか。どんなルートであれ、せっかく獲得した新規顧客を1回きりで終わらせない。これにより、新規獲得のために投じたコストや労力がドブに捨てられず、1年後に「利益を生む資産」としてストアに確実に蓄積されていきます。
どんなルートであれ、せっかく獲得した新規顧客を1回きりで終わらせない。これにより、新規獲得のために投じたコストや労力がドブに捨てられず、1年後に「利益を生む資産」としてストアに確実に蓄積されていきます。
【実戦】easyPointsで「消えるコスト」を「積み上がる資産」へ
既存顧客へのポイント還元が有効だと分かっても、購入ポイントとは別に手動で都度ポイントを付与するといった作業を毎月行うのは現実的ではありません。そこで活用したいのが、Shopify(ショピファイ)の強力なポイントシステムアプリeasyPointsです。easyPointsでは以下のような「リピートを生む仕組み」を完全に自動化できます
初回購入時へのポイントプレゼント
初めて買ってくれた顧客に「次回使える1,000円分のポイント」を自動付与し、2回目の購入(最大の壁)を突破させる。
flow設定
トリガー: Shopify - Order Fulfilled (注文のフルフィルメント完了時)
条件: order.customer.numberOfOrders = 1
アクション: easyPoints - Adjust Point Balance

その他の効果的なポイント施策
会員ランクに応じた還元率アップ
買えば買うほどポイントが貯まりやすくなる仕組みを作り、他社への乗り換えを防ぐ。
失効前のアラート通知
ポイントの有効期限が近づいた顧客に自動で通知を送り、忘れていた来店動機を呼び起こす。
依存からの脱却:還元するほど「ファン」が蓄積される
広告費は使えば使うほどプラットフォームが儲かるだけですが、easyPointsによるポイント還元は、使われれば使われるほどストアの「ファン」が育ちます。
顧客リストが「いつでもリピートしてくれるアクティブな資産」へと変わるため、プラットフォームの広告に依存しない自立したEC運営が可能になります。
まとめ:1年後、利益を残すのはどちらの店か?
広告を回し続けた店:
1年後も、新規顧客を捕まえるために高騰する広告費を払い続けている。利益率は上がらず、広告を止めた瞬間にアクセスが途絶えるリスクに怯える。
ファンに還元し続けた店:
1年後、自社ECには「ポイントを持っているから、またここで買おう」というリピーターのベースができている。広告費のコスパが最大化し、高い利益率を維持している。
単純な比較をすれば、ポイント投資の費用対効果が勝るのは事実です。しかし、本当に強い店は、その両方をエネルギーにして成長しています。
もし、これまでの集客コストの使い道に少しでも疑問を感じているなら、まずはその予算の20%を「未来のリピーター」のために使ってみませんか? ShopifyアプリeasyPointsが、あなたのストアの「消えるコスト」を、1年後に「積み上がる資産」へと変える手助けをします。






多くのEC事業者が「集客=広告」と考えがちですが、広告費の高騰が続く現在のEC市場では、5,000円の予算が期待した成果につながらないケースも少なくありません。場合によっては、購入者ゼロのまま予算だけが消えてしまうこともあります。