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easyPointsの幅をさらに広げよう!

【保存版】easyPoints × Shopify FlowのおすすめワークフローTOP7(2025更新)

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easyPoints x Shopify Flow 使いやすいフローランキング

最新の活用方法について学ぼう!

前回の記事ではeasyPointsとShopify Flowを活用した様々な自動化について説明させていただきましたが、2025年以降、easyPoints x Shopify Flowの連携はさらに強化されており、新たに「会員ランクトリガー」が追加されたことで会員ランクに関連した情報も活用することが可能になりました。

新トリガー「Tier Update」では、以下の変数を利用することができます。

Tier Update アクションのトリガー変数

変数一覧

項目

詳細

更新前のランク名

現在のランク名

更新前の会員ランクの昇格条件金額

現在の会員ランクの維持条件金額

変更前の会員ランクのID

現在の会員ランクのID

また、「Point Balance Update」トリガー変数で利用可能なtypeも増加しており、自動化の幅は更に拡張されています。

easyPoints x Shopify Flow 使いやすいフローランキング

easyPoints関連で最も利用しやすいFlowをまとめて、ランキング形式にさせていただきました!

1位:有効期限の事前通知

有効期限の事前通知には以下のメリットがあげられます:

  • 失効前のアクションを促し、リピート購入を向上
  • ポイント失効により、購入意欲が薄れ、ストアから離れていってしまうお客様を削減
  • 次の注文・購入を促進

リピート顧客の育成と共に、既存顧客のリテンション率維持、そして売上の最大化が期待できる自動化された通知のフローになります。

設定方法:

有効期限が近付いたお客様のみがセグメントへ自動的に取り込まれ、その際にFlowが起動し、自動でメール配信を行います。

2位:会員ランク更新時のタグ付

こちらは利用方法次第ではかなり効果的なFlowの一つで、以下のメリットが考えられます:

  • 会員ランクごとのセグメントを作成することができ、会員ランクごとの通知を送信可能になります
  • Shopifyデフォルトのお客様情報ページのタグより会員ランクが確認可能になります
  • タグを用いて外部サービスで顧客をランクごとに識別可能

必須の内容ではありませんが、各ランクの価値を感じていただくための施策としては非常に効果的です。

設定方法:

  • 新トリガー「Tier Update」を利用し、会員ランク更新時に発動します
  • アクション「Remove Customer Tags」で変更前のランクに紐づくタグを削除します。タグ名は変数{{previousTierName}}を入力します。
  • アクション「Add Customer Tags」で更新後のお客様の会員ランクタグを追加します。タグ名は変数{{currentTierName}}を入力します。

また、こちらのFlowに関しましては、公式テンプレートをご用意しています。ぜひご利用ください。

会員ランク更新時のタグ付け[テンプレート]

会員ランクのタグを付与することで、Locksmithを利用した「特定会員ランクのみのセール」や、「特定会員ランクへの限定販売商品」などを設定することが可能です。

Locksmithについて

3位:購入回数に応じたボーナス(2種)

購入回数に応じたボーナスには以下のようなメリットが考えられます:

  • 初めての購入を促進し、ポイント付与によって次の購入のハードルを下げ、リピーター育成を促し、リピート率を向上
  • 購入回数といった明確な目標ができるため、リピート率を向上することができる

しかし、以下のようなデメリットもあります:

  • 商品単価が低い場合、低価格な商品を分けて注文し、ポイントを多めに入手することが可能になってしまう

設定方法:

  • 「注文がフルフィルメント」をトリガーにし、条件を追加します。
  • 条件では、お客様(customer)の注文数(number of orders) が(equal to) {お好みの数字}の場合を追加します。
  • ポイント付与(adjust point balance)のアクションでポイントを付与します。

さらに分岐で、購入回数が5回、10回の場合それぞれに勾配をつけてポイントを付与するといった施策も可能です。
初回購入ボーナスの場合は、Number of Orders がequal to 1の設定をします。

*テストストアなどのテスト注文では、「注文数」がカウントされないため、利用ができません。

*注文のフルフィルメントトリガーの後に”wait(待つ)”アクションを追加することで、保留期間を再現することが可能です。テストストアなどのテスト注文では、「注文数」がカウントされないため、利用ができません。

4位:ランクアップ特典

こちらは次の会員ランクを目指すきっかけとなるFlowで、以下のメリットが考えられます。

  • 次の会員ランクを目指すモチベーションの向上
  • 会員ランクの価値を高め、ロイヤリティ・ブランディングの強化

会員ランクを獲得することの意味、会員ランクそのものの価値を向上させ、より多くの購入を促すことができます。

設定方法:

下記例では、会員ランクの名前が表示されますが、例の箇所にはご自身のストアで利用いただいている会員ランクの名前をご入力ください。

  • トリガーとして、easyPointsが提供している「Tier Update」を利用します。
  • 「Previous tier name(前の会員ランク名)」や「Current tier name(現在の会員ランク名)」を条件に利用し、ターゲットを指定します。「特定のランクを達成した場合」、「特定のランクから特定のランクへ昇格した場合」など報酬を付与するランク変動の詳細を指定できます。
  • 正(真)の場合、アクション”Adjust point balance”を用い、ポイントを自由に付与します。

5位:一定以上のポイント数が貯まった場合に通知する

こちらは有効期限を設定していないストアなどでも活用できる、ポイントの利用を促進するFlowになります。以下のようなメリットが考えられます。

  • ポイントのことを忘れてしまうケースが多いので、ポイントの存在を知っていただくために有効的な手段の一つです
  • ポイントの利用率を向上することができます

ポイントを再認知していただき、再来店するためのきっかけ作りにもなる、効果的なFlowの一つです。

設定方法:

  • トリガー「Point balance update」(ポイント更新)を利用します。
  • 条件として、「Point Balance is greater than or equal to」 (保有ポイント数が⚪︎以上の場合)を利用し、ポイント数を設定します。
  • アクションとしてはShopifyメールのメール送信やその他通知関連のアクションを追加することでお知らせすることができます。

6位:会員ランクに応じた特典の付与ポイント数増加

こちらはさらに会員ランクの価値を上げるためのFlowで、以下のようなメリットが考えられます。

  • 会員ランクを上げるためのモチベーションUP
  • ポイントを獲得するための特典をさらに魅力的に

設定方法:

  • トリガー「Point Balance Update」を利用し、ポイントが付与された際に発動するよう設定します。
  • 条件「Type is equal to reward」(ポイントのタイプが特典である)といった設定を加えます。
  • 2. の条件が正の場合、条件「Point Value」が以下と一致を利用して、それぞれの特典機能で設定しているポイント数を加えることで、「どの特典での追加付与か」を識別することが可能になります。(例:レビュー特典が10ポイントの場合、Point Value equals 10とすることで、レビュー特典のみを識別することが可能です)
  • 3.の条件が正の場合、条件「Tier is equal to (会員ランク名)」(「会員ランク名」と同じTierである)ことを加えます。
  • 4.の条件が正の場合、アクション「adjust point balance」ポイントを付与します。付与ポイント数も設定します。
  • ステップ3~4を他の会員ランクに合わせて作成します。

こちらのFlowでは全ての特典によるポイント付与に固定のポイント数を加算しているため、繰り返し受け取りやすい特典(ログイン特典、レビュー特典など)がある場合は注意が必要になります。

7位:1度の注文の商品数に応じたボーナスポイント

こちらは多くの商品を購入してくださるお客様にさらに還元するといった内容になります。

以下のメリットが考えられます:

  • オンラインストア上に明記することによって、「あと1点購入しよう」といった気持ちが芽生えやすくなります
  • 勿体無い気持ちを刺激し、ストア全体の注文単価が向上します

こちらのFlowはデメリットもございます。

  • 固定のポイント付与になるため、商品単価の幅が広い場合、付与されるポイント数が少な過ぎたり、多過ぎたり、難しさが生じます。

設定方法:

  • トリガーとして「Order fulfilled」注文のフルフィルメントを選択します。
  • 条件として、「Line items quantity is greater than or equal to ⚪︎」(ラインアイテム数が⚪︎以上である)を加えます。*⚪︎の中にはお好みのラインアイテム数をご入力ください。
  • 2.が正の場合、アクション「Adjust point balance」を追加し、お好みの固定ポイントを付与します。

*注文のフルフィルメントトリガーの後に”wait(待つ)”アクションを追加すると、保留期間も指定することができます。

まとめ

Shopify FlowとeasyPointsを活用することで行える施策の幅は大きく広がりましたが、上記ランキング以外でも多くの活用方法は存在しています。ぜひ、easyPointsとShopify Flowの柔軟性を活用して、ストアに適したフローや自動化をご検討ください。

その他Shopify FlowやeasyPointsに関連したご質問等ございましたら、以下より、サポートチームにご連絡ください。

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